令和4年9月5日、廣現寺会館において41回目の総会が開催されました。
コロナの影響も踏まえて、時短をしての開催になりましたが、
久しぶりの顔合わせで、それぞれに話がはずみ和やかな雰囲気での開会となりました。
ご講師は、菊池市七城町菰入にあります勝明寺のご住職、
岸上智弘先生をお招きしてのご法話でした。
岸上先生は岡山県のご出身で、最初この菊池の方がおっしゃっている方言がよく分からなく困っていらしたようで、
そのことを先輩に相談したところ「はひふへほ」で対応するといいよと教えられたそうです。
「は~そうなのですね」「へ~そんなことが」等々。
たしかにコミュニケーションになるなと妙に聞きながら納得したことでした。
それからご自身のご病気のお話になり、結局は死に至るような病気ではなかったけれど、
ちょっとしたことで、「死ぬのではないか」と不安になりアタフタする自分がいた。
いつもは「いつ死ぬかもわからない命を抱えている」などと
わかったような顔をして仏法を伝えている身だけれど、
いかに我が身があてにならないのかを思い知らされたとお話下さいました。
そんなあてにならない私だからこそ安心しておまかせしていく存在や場所が
阿弥陀様でありお浄土であることを色々なお話を通して優しくお伝えくださり、
門信徒の方々も熱心に耳を傾けておいででした。
最後に、長年役員をつとめて下さった役員さまに感謝状を贈り閉会となりました。
こうやって会を続けさせていただくことに喜びと感謝をかみしめながら次へと繋げていきたいと思います。
合掌
※写真の掲載許可はいただいております