熊本県菊池市
廣現寺(こうげんじ)より有縁の方々へ
「文化講演会~故郷~」節子・クロソフスカ・ド・ローラ講演会&ジョルジュ・サンド・トリオ演奏会 開催
10月27日、廣現寺にて、画家ピカソより「20世紀最後の巨匠」と称えられたバルデュスの妻であり、菊池一族の末裔でもある節子夫人をお招きして講演会が執り行われました。
菊池市市長を始め、数々のご来賓を賜るなか、なんと室内音楽家として、世界各国で魅了し、多くのファンを持つジョルジュ・サンド・トリオの皆様も駆けつけてくださり演奏を披露して下さった。
お寺にグランドピアノが無かったので、デュオの演奏になったものの、その素晴らしい演奏に聴き入りました。
そして、メインである節子夫人の講演。
現代社会がテクノロジー依存によって記憶力や思考力を失いつつある現状に警鐘を鳴らし、その対抗軸として日本の伝統文化に宿る「道」という精神的価値の重要性をお話してくださいました。
自身の幼少期の体験、画家である夫バルテュスとの生活、スイスの住居「グラン・シャレ」での暮らしなどを通じて得た気づきを交えながら、華道や茶道、美しい日本語(言霊)といった文化が世界に貢献できる貴重な要素であると強調され、都会よりも伝統や自然が保たれる地方(菊池など)の価値を再認識し、大人がその価値を自覚して着物文化の継承を含め次世代に伝えていくことの緊急性を訴えられ、雅楽や和太鼓を海外の音楽祭で紹介した経験にも触れ、日本文化を世界に発信する活動への情熱も語られました。
お会いして、久しぶりに背筋がピンとなる大人に出会った気がいたします。
受付のお手伝いをしてくれた、菊池女子高校生にもご挨拶してくださり、着物でのおもてなしを大変喜んでくださいました。
最後は、皆さんで「ふるさと」を合唱し、節子夫人も涙され、温かい講演会となりました。
色々な方のご尽力があってこそできた講演会でしたが、主催である「まちのたねラボ菊池」の代表を務める狩野 唯さんを始め、今回のイベントを担当なさった岩根美香さんのはたらきで無事に開催することができました。
この場をお借りして、深く感謝申し上げます。
